ベトナム語の紹介、第2回目です。
ベトナム語のアルファベットをなかなか見る機会がないので、
今回はベトナム語のアルファベットについてご紹介させていただきたいと思います。
早速ですが、本題に入っていきます。
下記の写真はベトナムで使われている29個のアルファベットです。
これを“Chữ cái”=“チュー.カイ”と言います。
英語と違い点は「F J W Z」の4文字がありません。固有名詞や、外来語、擬音語などを表現するとき以外、
ベトナム語の表記には用いられない文字になります。
P/S:ベトナム語の子音字は日本語にない音があるため日本語のカタカナだけでは表現できない、
またベトナム語の母音字は11音(12文字)あるため、アイウエオだけでは正確に表記することが難しいです。
カタカナはあくまで参考程度になさってください。
続いて、子音の組み合わせについてご紹介させていただきます。
ベトナム語では頭に付く子音は、発音上は19種類ですが、表記上は何と27種類もあります。
ベトナム語の頭子音
b、c / k / q、ch / tr、d / gi / r、đ、g、gh、h、kh、l、m、n、ng、ngh、nh、p、ph、s / x、t、th、v
さらに、ベトナム語の末子音は以下の8種類です。
ベトナム語の末子音
-c、-ch、-m、-n、-ng、-nh、-p、-t
末子音は、実際には発音する準備だけして、寸止めで発音しないです。
続いて、ベトナム語の基本的な文法の構造についてなんですが、
ベトナム語の基本的な語順は英語と同じです。
主語、動詞、目的語や補語の順番で話されます。
主語は、「tôi(トイ)」(私)や「bạn(バンッ)」(あなた)などが代表的です。
例えば:
わたし 食べる ごはん ⇒ Tôi(トイ) ăn(アン) cơm(クォン).
(主語)(動詞) (目的語)
最後に覚えておくと便利!今日から使える!簡単ベトナム語会話と挨拶 をご紹介させていただきます。
※ Xin chàoは丁寧な言葉だが、普段の生活で親しい間柄では余り使用せず、
chào+(人称代名詞)またはăn cơm chưa? (アン コム チュア)直訳すると:飯食ったか?ご飯食べた?をよく使う。
※ Hẹn gặp lạiは次にいつ会えるか分からない場合の「さようなら」 で、直訳すると「再び会うことを約束する」となる。
Tạm biệtは丁寧 な別れの言葉ですが、死語になりつつあるらしいです。若い人などは chàoやbye byeを使う人も多いです。
※ ベトナムでは人によって早生まれで年齢を言う人もいるので、
何 歳?と聞くのでは無くて生まれた年を聞いてくることの方が多いです。 年齢を聞くのは失礼なことではないです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事が、ベトナム語に興味を持たれたあなたのお役に少しでも立てたら幸いです。