気温が下がり乾燥する冬は、ヒートショックやウイルス性の感染症など高齢者の健康にさまざまな影響を与えます。
ここでは冬場に気を付けたい病気や事故について代表的な4例をご紹介します。
①「命を脅かすヒートショック」
ヒートショックとは、室温の急激な変化で血圧が著しく変動し、心筋梗塞や脳梗塞、めまい、失神などの症状が現れることです。突然死の原因となることもあります。高齢者は高血圧などの持病を抱える人は特に注意が必要です。
②「冬の脱水」
脱水とは、体に必要な水分やミネラルが不足した状態です。空気が乾燥していることに加えて、気温が低くて喉が乾きづらいために水分摂取量が少なくなり易いです。また高齢者は喉の渇きを自覚しにくいため、水を飲む機会が更に減ってしまいがちです。
③「インフルエンザ」
高齢者は重症化しやすいため、感染予防が重要です。インフルエンザウイルスは咳やくしゃみと一緒に広がっていきます。流行している時期には人混みを避け、外出するときにはマスクをつけることが大切です。手についたウイルスから感染することを防ぐために、手洗いもしっかりと行いましょう。
④「ノロウイルス」
もうひとつ冬に注意したい感染症として、ノロウイルスがあります。罹患すると嘔吐や下痢などの激しい胃腸症状を引き起こします。加熱が不十分な二枚貝や、ノロウイルスに感染した人の嘔吐物・便から感染することが多いです。二枚貝を食べるときは十分に火を通し、食事の前やトイレの後は流水と石けんを使ってしっかりと手を洗いましょう。
冬に注意したい高齢者の健康管理についてご紹介しました。
高齢者の体の特徴を理解して対策することで、寒い冬も元気に過ごしましょう。
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