認知症による行方不明者が増加しています

まずは下記の表をご覧ください

令和4年6月にまとめられた、令和3年における行方不明者の状況Image  

全国の行方不明者の届出総数が延べ79,218名

このうち認知症又はその疑いによるものは17,636名(22.3%)と行方不明の理由として一番多くなっています

令和4年には18,709名となり、前年より1,073名の増加となっています

統計を取り始めた2012年から倍増しているようです

このうち491名が交通事故等に巻き込まれて亡くなられたとの事です

 

認知症と行方不明にはどのような関係があるのでしょうか??

①認知症になると、外出したものの帰り道や行き先を忘れてしまう事があります

②記憶障害により、今の年齢や生活環境を忘れてしまい、過去の記憶や習慣で行動してしまいます

③見当識障害により、いま自分がいる場所が分からなくなるため、自宅にいるにもかかわらず家を探すために徘徊する

④幻視や幻聴によりにより、不安を強く感じたことで逃げるために徘徊を繰り返す

このようなケースから、起きていると考えられます。

これらを解決するためには、

・認知症の方やご家族が不安を感じない、リラックスできる生活環境

・見守りが行き届いた環境

での生活環境を整えていくことが必要と思われます。

親族や知人の方の生活環境に対し、不安を感じているかたは、是非お近くのアルファリビングにご相談ください。