【メンタルヘルスケア事業 実証実験を開始】発案者に話をお聞きしました

2022年6月15日、メンタルヘルスケア事業の実証実験を開始しました。

 

【実証実験概要】
 対 象:あなぶきハウジングサービスの社員20名
 内 容:栄養士監修の昼食の提供/仮眠ブースでの昼寝
 期 間:2022年6月15日~9月12日

 

今回の実証実験は、「食事」「睡眠」の面から社員のメンタル(ストレス解消や生産性向上、等)をサポートするものです。

「①食事のみ」「②睡眠のみ」「③食事と睡眠」の3チームに分かれて効果を測定します。

被験者は事前に血液検査を実施しており、期間終了後に再度検査します。
結果を踏まえ、事業化のための検討や調整を行っていく予定です。

 

■食事
被験者には期間中、管理栄養士が監修したメンタルヘルスケアに特化した昼食が提供されます。

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新宮社長も昼食に参加されます。  
 

  

■睡眠
本社ビル2階に睡眠ブースを4部屋設置。 被験者は昼食後、30~40分間の昼寝をとります。   

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ソファーはリクライニング式でフラットにすることもできます。  

   
 

当事業を発案した
開発事業本部 東日本事業部 関東エリア開発第2課 
井上 由利奈さんに話を伺いました。

井上さんは2019年4月に新入社員として入社2年目の2020年に事業を発案し、通常の業務と並行しながら進めてこられました。

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今回の事業を提案したきっかけは?―
2020年、新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた頃、支店長より「コロナ禍の新規事業について思いつくことが有れば意見を出してください」という話がありました。
ちょうど個人的に「メンタルヘルスケア」に興味があったため意見を出してみました。

 

なぜ 「メンタルヘルス事業」を提案しましたか?―
自分の身近に精神的に悩んでいる方がいて、精神状態が大きく悪化してしまうと、本人だけではなく家族など周りの人も悩んだり落ち込んだり、大変なのだと深く感じました。
そして、悩みを抱えていても相談できない人が他にも多くいるのではないかと思い、自分にできることはないか考えていました。

また、企業として「メンタルヘルスケア」に取り組むことが、理解が得られやすい社会の一歩になる思い提案しました。

実証実験に至るまでどのように進めてきましたか?―
経営企画室の皆さまと月2回ぐらいミーティングをしながら進めてきました。
最初は漠然としたイメージでしたが、いろいろ調べたり、アポをとって様々な方の話を聞いたりしながら材料を集める中「食事」「睡眠」からのサポートという形に至りました。
最初はまったく分からない状態でしたが、経営企画室の皆さまに教えていただき、サポートいただきながらここまでたどり着くことができ、本当に感謝しています。

分譲マンションのフロント業務もあるためミーティングや資料作成の時間を作るのが大変でしたが、新規事業の立ち上げはこういう風に進めるのだと、本当に勉強になりましたし、貴重な経験です。

今後の目標を教えてください―
今回の高松での実証実験結果を踏まえて、現在の勤務地である東京でも形を変えたりしながら何かできたらいいなと考えています。
また、今回は「食事」「睡眠」からのアプローチでしたが、ゆくゆくはどのような形かは分かりませんがカウンセリングもできたらいいなと思います。

事業化してほかの企業にも広がり、悩んでいる方がもっと気軽に相談できる社会になればいいなと思います。

インタビューは以上です。井上さん、ありがとうございました。

 

今後も、ウェルビーイングの実現に向けた取り組みを行ってまいります。