【あなぶきPMアカデミーTOKYO】12月6日にオンラインセミナーが実施されました

12月6日(日)に、「川崎市第1回管理組合交流会&マンション未来学習館施設見学会」が、あなぶきPMアカデミーTOKYOにて実施されましたのでご報告します。
当館では公的機関のご利用は初めてのことで、一年前に川崎市を訪問、訪問や施設案内で信頼関係を得て、コロナ禍の中断もありながら、何度も打合せやリハーサルを重ね、ようやく実現に漕ぎつけました。

当日は、会場参加が約20名、オンライン参加が約10名、約30名参加という状況で、先週の「ツツミワークス大規模修繕セミナー」同様、多数の方にご参加いただきました。
通常の感染対策に加え、大型のアクリル仕切り板を導入する等、一層万全の対策で臨みました。
参加者は、当社が管理していない川崎市のマンション管理組合の理事長等ばかりでしたが、早い方は、開始の1時間前からいらっしゃり、セミナーに対する期待の大きさがうかがえました。
また、終了後のアンケートでは概ね好評を頂き、川崎市と協働するセミナーの続編・シリーズ化も期待できそうです。
当日のメンバーは、飯野さん(リフォーム事業部コンサル課)、眞田さん(分譲第三G北関東支店)、水落さん(分譲開発・事業推進G)、松井東京支社長、推進メンバーの耿さん・黒沼さん(分譲開発・事業推進G)、仲井(あなぶきPMアカデミーTOKYO)でした。

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本セミナーは2部構成で、第1部では、まず市(まちづくり局住宅整備推進課)から「管理組合への各種支援制度」、住宅金融支援機構から「マンション維持・再生関連制度」についてのご説明があり、次に、「分譲マンション修繕に関するパネルディスカッション」と題し、マンションの大規模修繕工事の事例紹介、パネルディスカッション、質疑応答と、長時間にわたる白熱した内容が展開しました。
コーディネーターは関東学院大学名誉教授山本育三先生、パネリストは、野川住宅管理組合宮島様、鷺沼ライラック管理組合神谷様、当社飯野さんで、各マンション管理組合の大規模修繕検討時の状況や成功のポイント・課題の説明等を通じて、設備工事も含め、これから修繕工事を検討するマンションの参考になる内容でした。
アンケートでは、「合意形成」「意識向上」「コミュニケーション」「付加価値向上」というキーワードが多く見られました。これらのキーワードが第1部の内容のツボといえるでしょう。

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第2部は、会場参加者について、修繕工事・設備改修スクエアとリフォームスクエアを、飯野、眞田、水落、仲井の4組に分かれてご案内をしました。
オンライン参加者には、上記各スクエアの案内場面を事前収録した動画をご視聴頂きました。
アンケートでは「またゆっくりと見学したい」「修繕のイメージが付き楽しかった」「排管設備の見える化が良かった」「排水清掃について理解できた」「時間があれば設備管理と施工方法について伺いたかった」とこちらも好評でほっと一安心です。

終了後川崎市と成功だったことを確認し合い、何度も積み重ねた打合せや準備の労をねぎらい合いました。
そして、「マンション維持管理の課題」というアンケート項目では、大規模修繕・長期修繕計画、建物高経年化は当然のこと、住民の高齢化、防災・耐震、駐車場の空きという項目を挙げた方が複数いらっしゃいました。
他にも、見積の見方・妥当性、コンサルティングの依頼、修繕積立金という関連項目に加え、防犯、地域活動、世代間交流という回答をされた方もいらっしゃいました。
今後のセミナー・イベント展開におけるヒントになり得そうです。