宮崎大学×あなぶきグループ 産学連携プロジェクト!

かねてより国立大学法人宮崎大学あなぶきグループが共同研究してしてきました
「焼酎廃液バイオマス燃料製造プロジェクト」の実証プラントの開所式・記者発表が、
10月25日に宮崎大学構内で行われました。

このプロジェクトは、約5年前の加賀城建設の時代より、
同大学工学部の塩盛教授のご指導の下、研究室に社員を派遣し共同研究を進め、
この度、当社グループが大学構内に実証実験用プラントを建設し寄贈したことから、
事業化に向けた産学連携プロジェクトが本格的に始動する運びとなりました。

宮崎県内には約40社の焼酎メーカーがあるといわれていますが、
その多くを占める年商10億円程度の中小メーカーでは、
焼酎製造の過程で出る廃液処理費に年間5000万円前後かかっており、
大きな負担となっています。

当該プロジェクトによって、焼酎廃液をエタノールなどのバイオマス燃料に転化することができれば、
中小メーカーの負担は大きく軽減されると同時に、環境に優しいエコシステムも確立されます。

今後は、大学と共同で事業化に向けたデータ収集を進めながら、
あなぶきハウジングサービスにてプラント販売に向けた準備を進めていきたいと思っております。

当社グループでは、こうした産学でのオープンイノベーションを推進し、
社会的課題をビジネスにも繋げていくCSV経営にも努めてまいります!

 

■共同記者会見の様子

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■焼酎バイオマス燃料製造実証プラント(実際の10分の1サイズのミニプラントです)

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■製造プロセスの概略図

 

※「UMKテレビ宮崎」でも取り上げられました
    ↓↓↓
https://www.umk.co.jp/news/?news=20171025&no=100401