今日は疲れた〜。もうヘトヘト…
そうだ!何か体力のつくもの食べよう!
それ、ちょっと待ったー!(笑)
ヘトヘトの時にガッツリ「食事」すると、全然回復できないってご存知でしたか?
しかも、通常より脂肪になりやすくなってしまうってことも。
ということで、今日は「疲労回復と食事」。
皆さま、お疲れが溜まっていませんか?
なぜ疲れた時に「食べて」はいけないのか?
①エネルギー=気が「消化」に使われてしまうから
人間のエネルギー量は「有限」です。「エネルギーはリソース」のようなもので、
何にどのくらい分配するのかが「体力」のバロメーターにもなるのです。
エネルギー(気)の役割と言えます。気の役割は下記の5つです。
1.体を温める
2.防衛する
3.組織をホールドする
4.食べ物を栄養に変える
5.体を動かす
その中でも一番優先されるのが 4.食べ物を栄養に変える です。
いわゆる「消化」ですね。
(消化=食べもの分解・栄養・排泄する一連の流れのこと)
実は、消化ってとても「エネルギー=気」使うのです。
消化にエネルギーを使いすぎると、下記の機能低下につながります。
疲労回復の低下、主に「細胞の修復」です。
・筋肉(内臓・組織含む)
・皮膚
・髪
皮膚の細胞が修復できないとターンオーバーが進まなくなり、シミや肌あれが回復しないことがあります。
疲れていると「なんだか老けて見える」原因になってしまいます。
満腹の翌朝は疲れが残る…。
と思うのも、細胞の修復が行われていないから、という理由が多いのです。
そして、免疫機能の低下も。
体力がないときは、風邪をひきやすいってよく聞きますよね。
それは「気」が少なくなって体を防衛する力が減ってしまうからです。
内臓や血液を動かす力が低下するため、温める力や、内臓を動かす力が落ちてしまいます。
冷え性・倦怠感・消化不良…
②消化機能が落ちているから
「気」の働きが低下すると、特に「胃」に影響がでることが多いです。
胃で消化できなかったものは、脂肪に直結しやすいってご存知でしたか?
では、疲れたときはどうしたらいいの?
「食うな!動くな!寝ろ!」
これだけでは、厳しいですね(笑)
イメージ的には以下の感じ。
・食べないと、消化器官に負担をかけない。
・動かないと、筋肉に疲労感を与えない・エネルギーを消費しない。
・寝る=睡眠は、「気」を養う最善策!
一時的に食べる量を減らしたり、消化にいいものを食べて、
無理にストレス発散しようと思わずに、素直に寝る!!
これが一番です。
これを意識すると、「気」をそのほかの機能に使うことができます。
食べて栄養をつけようとすると、返って回復しないのです。
例えば、病院で出る食事って割と質素ですよね。
それって実は、体力を回復させるエネルギーを消化にかけすぎないように、
お腹に優しいものを出してくれているんですって。
まさに、食養生。
疲れている時は「消化の悪いお肉・揚げ物」は控える。
イメージ的には、お肉の方が体力つく感じありますが、実は逆( ゚Д゚)!!
疲れた時にガッツリ食べたくなる理由は、「脳からのサイン」の読み違えだそう。
「脳から発しているサイン」を、少しだけ読み違えている可能性があります。
「食べたい欲求」というより「カラダの緊張を解したい欲求」なのかも。
交感神経=緊張
副交感神経=緩和
ストレスや自律神経の乱れによって、交感神経が優位になり、
ガチガチに固まったカラダを緩めたいという本能です。
交感神経のスイッチがオンになったままになると、自然と副交感神経を高めたくなります。
副交感神経のスイッチの入る瞬間
★寝る
★ほぐす
★食べる(特に甘いものは細胞がゆるむ)
★触れ合う
★温める
副交感神経への切替は「食べること」以外で行うと、美容にも健康にも良いのです。
疲れた時にオススメな「食べない」解消法
オススメは「ほぐす&温活」です。
☆ストレッチ
☆マッサージ
☆カラダを温める
特に疲れているときは張って硬くなっていることが多いので、体力を使わないマッサージがオススメです。
ストレッチは、30秒以上かけて、じっくり伸ばすのがよいそうです。
オススメ温活
カイロで肩〜背中を温める
お灸を首と肩に貼る
首〜肩甲骨の周辺には、自律神経のツボがたくさんあります。
また、緊張により筋肉が張りやすい場所です。
温めるだけで、ツボが刺激されて、筋肉もほぐれるので疲れている時にはとても良い方法です。
入浴も良いですし、仕事中は日常的に使えるのが、
・小豆カイロ
・火を使わないお灸
小豆カイロはレンジでチンするだけ、火を使わないお灸はシールをはがして貼るだけで、匂いもありません。
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