ここからは、血圧が下がる食べ物5選
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❶アボカド

アボカドって植物なのに、良質の脂質がたっぷり
脂質と言っても植物油なので、人間の体に入っても固まることはありません
ちなみに固まる脂は、部首が「月(にくづき)」の脂
固まらない油は、部首が「氵(さんずい)」の油と書きます
アボカドの油はオメガ9オレイン酸
オメガ9は心臓病のリスクを低減することで知られています
血圧が上がる2つ目の要素「心臓が弱くなる」を解決するのがオメガ9
東洋医学でもアボカドは心臓に直接作用する野菜として分類されています
アボカドのオメガ9はLDLコレステロールを下げるという報告も
LDLコレステロール=悪玉コレステロール やっぱり気にしたいところです
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❷自然塩

日本人が使う塩は日本の海の平釜製法ものが良いです
血圧が上がる理由の1番は血管の硬さ
1番血管が硬くなるのは陽性食品(肉・卵)を「塩化ナトリウム」で味つけした場合
陽性×陽性で血管ガチガチ
ここは陰性食品を自然塩で味付けに変えると、血管の硬さが変わります
陰性食品とは、植物性のこと
つまり野菜と天然塩の組み合わせ (野菜+味噌、野菜+醤油の組み合わせ)
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❸サバ

青魚の油はオメガ3
血管オイルクレンジング
青魚の油は「氵(さんずい)」の油
体の中を一気に流れ込んで、血栓を洗い流す働き
青魚の油のEPAは心臓病余病でも有名です
血液を解毒する肝臓を綺麗にする働きもあります
ちなみに青魚ってアジ・サンマ・イワシ・カツオ・マグロなど色々ありますが、
神経伝達を促すDHA・EPAはサバが1番多いそうです
サバも旬の時期で栄養価が違います
通常は脂質12%くらいですが、秋から冬は脂質が20%くらいになるそう
サバの栄養素って脂質にあるので、油が乗った冬のサバはいいですね
1つだけ注意が必要です味噌煮缶と醤油煮缶はダメ!
味付けに砂糖・果糖ブドウ糖液糖など血液をドロドロ
血管の炎症を起こさせる物質が入っています
サバ缶を買うなら水煮缶一択
味が足りなければ、自宅にある味噌や醤油で足した方が良いです
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❹小松菜

小松も血圧を下げます
小松は陰性食品、陰性とは血管を拡張し柔らかくする食材です
小松菜のカリウムという栄養素が過剰な塩分を外に出す働きもあるので
腎臓機能もサポートします
実は、小松菜は心にもアプローチします
血圧が上がる時って緊張感、いわゆる陽性
小松菜は若干の苦みがある陰性食材です
苦みとは上がりすぎた気持ちを下ろす味
コーヒーや緑茶の苦みに似ています
そして、物理的にも血管を緩める「ほっとする味」で血圧が下がります
東洋医学でも小松菜は「清熱徐煩(セイネツジョハン)→体内の余分な熱を収めて、イライラを解消する」と書いてあります
徐煩とは胸苦しさやイ立を取り除く作用のこと
体の余分な熱を取り除いて涼やかにする作用があります
心穏やかに生きれば、血圧も正常になるわけですね 是非ご自宅でお味噌汁作られる場合は、小松菜入れて食べてください
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❺くるみ

くるみも血圧下げる食材として有名です
くるみの脂質はオメガ3でサバと一緒
ビタミンも多いのでかなり健康的な食品と言います
栄養学的に言ったらそれで終わりですが
東洋医学では似類補類と言って、形の似ているものはその臓器を癒すという考え方があります
それは、腸と脳です
腸と脳は腸脳相関など密接につがっていると科学的にも明らかになっています
この長都の高血圧に関連することといえば、セロトニン
セロトニンとは幸せホルモンで知られる神経伝達物質です
体の総指揮者として気分・感情・睡眠・食欲など
生理的プロセスを起こす立役者なわけです
自立神経の調整ホルモンと言っても過言ではありません
セロトニンが減ると体が緊張してストレスを溜めます
ストレスって陽性の反応なので、血管がぎゅっと縮こまって血圧が上がります
実はセロトニンの8割って腸で作られているんです
腸が正常でなければ、自律神経の元セロトニンは
作られない血圧は上がりっぱなし
くるみを食べてリラックスすると血圧も正常値に近づいてきます
くるみはオメガ3で血管内のオイルクレンジングをしてくれるだけじゃなく
血管を正しい柔らかさにするセロトニンを出すサポートもしてくれるわけです
くるみやナッツは栄養価が高めなので、食べ過ぎないように 小分けバックや小さいお皿に出して召し上がってください