8月21日・22日の2日間、高校生対象のモニターツアー
「第2回せとうち観光未来創造ツアー」を開催しました。
このツアーは、 若い世代に瀬戸内の観光を体験してもらう事で、若者の視点での新たな観光の魅力を発見し、持続可能な観光振興につながるアイデアを収集しようと企画したものです。
今回のテーマは「サステナブルツーリズム」
瀬戸内に浮かぶ「豊島」と「小豆島」を舞台にサステナブルな体験をしてきました。
せとうち観光専門職短期大学とあなぶきエンタープライズと観光人材育成に関する包括連携協定を締結した、『株式会社アミューズ』にご協力いただき、自然と暮らしとアートが調和した「豊島」では、農作業を体験し収穫した野菜でランチをつくったり、島の人びとと交流しながら豊かさについて考える旅となりました。
2日目は、サステナブルな観光地として注目されている『小豆島』でオリーブ公園の体験コンテンツに挑戦したり、MAGO GYARALLYSHODOSHIMAでサステナブルアート鑑賞をしました。
観光について学んでいるせとうち観光専門職短期大学学生がガイド役となり、実習で学んできたことを紹介したり、最終日にはグループワークで、高校生たちが考えるサステナブルツアーを発表しました。
グループワークには、高松市観光交流課の担当者がオブザーバーとして参加し、高校生のプレゼンに行政の視点からアドバイスをいただきました。
現在の高校生世代たちは、コロナ禍の影響で修学旅行や家族旅行など、多感な時期に【観光】に触れることが制限されてきた世代です。そんな彼らに、世界から注目を集める「せとうちの観光」のすばらしさを実感してもらい、その体験をもとに未来につながる意見を収集することが、今後の成長産業である観光業人材育成にもつながると考えております。