【区分投資事業部】区分投資でのリノベーションの流れ(関東)

今回は、現在着工中の経堂シティハウスを通して、区分投資事業部での完成までの流れをご紹介します。

 

元入居者さまの退去に伴い、営業担当とリノベーションに向けて事前資料を下に現地調査を実施します。

事前資料とは建物情報(重調や工事細則、申請書類、既存間取り図など)を指します。

 

現地で採寸や裏側の配管設備等の経路など可能な限り現調を行い、工務店及び解体業者と解体範囲(アスベストの有無確認等)や実施可能な施工方法などを確認し、営業担当と工事予算やどういったお客様をターゲットにするかなど、地域性なども共有して改修案に反映します。

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現調後、近隣への事前周知や工事申請の準備を行い、リノベーションの仕様を選定し、本工事に向けて最終調整を行います。

 

解体着工後は、解体業者による通常解体及びアスベスト除去等の大きな音出しや臭気等の期間を主任者の管理の下、近隣への配慮を徹底します。

 

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解体後、予定通りの解体が実施されたか、躯体や配管に雨漏りや漏水がないか等、現地確認をして問題がないことを確認し工務店へ引き継ぎます。

 

工務店乗り込み後、墨出しにて改修図面が実施可能か、また、見えてこなかった隠蔽部分等の処理を工務店と調整して本工事が着工します。

 

本工事着工後は週に1度程度、工務店から提出された工程表に則って工事が実施されているか、改修内容と相違がないか等を現地にて確認します。

 

工事中、図面と相違があった場合、また、配管等の変更が必要な箇所については、工務店と営業を交えて協議・修正し、工程に極力支障をきたさないよう迅速に対応します。

 

下地工事は、工務店の特色に則して木下地、もしくはLGSにより壁の下地をつくり、床下地は給排水管に支障をきたさないよう無理のない工事を実施します。

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電気工事はフルリノベーションの場合、住戸内の配線は解体時に撤去し、新たに配線を行うことで非通電等の断線が起こらないよう徹底します。

近年、インターネットで使用されることの多くなった電話線については、新たに配置されるコンセント部分と住戸内へ飛び込んでいる電話線の間を筒状の空洞管(CD管)により配線経路を形成し、必要に応じて点検口を設けることで、入居後の開通トラブルがないよう工事します。

 

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全体の下地工事が概ね終わり、壁に強度を要する箇所はベニヤ合板を用いて下地補強を実施します。

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躯体面の天井や壁は、築年数や既存の劣化状況を現調時に確認し、必要な場合は下地工事を実施し仕上がりで指摘があがらないよう配慮します。

 

下地工事完了後、フローリング工事やコンセント・スイッチ等の開口を行い、クロス等の仕上げ工事に移行します。

 

クロス工事は、住戸内の雰囲気や仕上がりの良し悪しを決定する重要な表層のため、下地のビス孔や凹凸が目立たないよう事前にパテ処理を丁寧に2〜3工程行うことで平滑な仕上がりを目指します。

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以上の工事が完了していくことで、いよいよ本工事のリノベーションも大詰めです。

本工事が完成しましたら、近日中に改めて本工事のコンセプトやターゲット層、こだわりポイントなどをご報告させていただきます。