6月18日(土)、
「知識の備えで大きな差に マンション被災後の支援制度と法律」
(講師:中央法律事務所/永野海先生)を実施しました。
これまでと違い、申込者(20名超)のほぼ全員が参加なされました。
最高に素晴らしい内容でした。
日本は、被災者に対し、ともすると不親切な申請主義。
ある被災者は1,000万円以上のお金を手にするのに、別の被災者は0円ということもあり得るわけです。
永野先生は、弁護士という立場で、データを豊富に用いながら、各支援制度の金額や手続等を論理的に丁寧に説明するとともに、マンション居住者としての観点、防災士としての観点、また、大阪ご出身ということで時折ユーモアを交えながら、さらに、レジュメの各ページをカード方式にする工夫もあり(部屋に貼ることもできる)、分かりやすく楽しく進めてくださいました。
海外との比較により、日本の制度の冷たい部分も浮き彫りになりました。
そして、制度をご説明されるだけでなく(これだけでも有難いのですが)「それを使うと、あれが使えない」という制度相互の関係を知ることができました。
まさに導入から視聴者が「聞き惚れる」状態、クイズ形式にも多くの時間を割かれ、1時間があっという間でした。
アンケートでも「もっと聞きたかった」との声がありました。
戸建居住の方にも、参考になる、充実した内容でした。
一個人としてはもちろん、マンション管理会社としても、この内容は多くの方に知っていただきたいと強く思います。
再度このセミナーを実施の際は、自身の家族や知り合いにもぜひ視聴してほしい、心からそう思わせる内容でした。
あなぶきPMアカデミーTOKYO 仲井